大手私鉄同士が相互直通運転を行う場合関東では地下鉄を介して行われることが多いです。
しかし関西の場合は地下鉄を通らずに直接乗り入れを行っております。これは大阪市営地下鉄が第三軌条での建設を中心としたためですが、堺筋線だけは当初から阪急との相互直通運転を予定していたため架線集電となりました。
また、現在大手私鉄同士で直接相互乗り入れを行っているのは近鉄と阪神だけであり、九条駅・日本橋駅間は地下線を走行するものの地下鉄路線ではなく阪神・近鉄の路線となっています。過去には近鉄京都線・京阪本線や近鉄名古屋線・名鉄線での直通も行われており、後者は団体列車に限り行われていました。
関東では地下鉄を介しますが、2023年3月18日から実施されている相鉄・東急直通線は新横浜を境に二俣川方面が相鉄が、日吉方面が東急の管轄となり、東京メトロを除いた大手私鉄同士の直接乗り入れはかつての相鉄の本厚木乗り入れ以来の復活となります。